7月17日、北総線の印旛日本医大駅と京成線の空港第2ビル駅を直結する成田スカイアクセス線が開業。
成田空港アクセス特急「スカイライナー」は、この成田スカイアクセス線経由に経路変更がなされると共に全面リニューアルされたAE形電車が担うことになりました。
●京成AE形 新スカイライナー/成田空港駅(2010年7月24日撮影)
ファッションデザイナーの山本寛斎氏がデザインしたという新しいAE形電車。
藍色と白色のツートーンが印象深いです。
車内の天井は小田急のVSE,MSEのような丸みを帯びた天井で、とても高く感じましたね。
空港第2ビル駅と印旛日本医大駅間の新線区間は、在来線最高速の160km運転を行うため、日暮里から空港第2ビルまでの間は、最速36分とのこと。
実際に乗ってみましたが、160km運転はやはり早いですね。
新線区間は10km超と短いですが、走行中に通路上のモニターに運転台からの風景が映されるシーンがあり、早さを実感することができました。
●京成AE形 新スカイライナー/日暮里駅(2010年7月24日撮影)
また機会があれば乗ってみたいですね~。
コメント
160km/hの威力 ~スカイアクセス乗りつぶし~
今日は京成スカイアクセスの開業日。
やはりこれでNEXと完全なライバル関係になってしまったとしか言いようがないですね。JR側からすると大船、横浜方面からの客はまだしも、大宮方面からの客の殆どがこのスカイライナーに流れることで大宮発のNEXが空席だらけになると懸念せざるをえないでしょうね。
ちなみに成田高速鉄道開業前の「スカイライナー」の移動ルート(オール京成線)を、AE100型が「シティーライナー」として成田空港まで運行されているようです。こちらは「スカイライナー」より料金が安いです。知っていればすみません。
新幹線エキスパートさん、こんばんは。
コメントありがとうございます。
スカイライナーとNEXはライバルという扱いになりますが、最大のライバルはリムジンバスだという新聞記事を読んだことがあります。
互いに競争を仕掛けて、リムジンバスの利用者を鉄道に振り向けようとしているので、この1,2年の間でどんな流れになるかが注目されますね。
ちなみに海外へ行く機会が多い知人がいつも大宮からNEXで成田へ向かっているのですが、日暮里でスカイライナーに乗り換えると結局運賃が高くなるから変えないかも…という話も伺いました。
本線を走るシティライナーは、京成成田で回送を見ました。まだまだ頑張るようで何よりです。