京都から山陰線(嵯峨野線)方面には、行き先にあわせて何種類もの特急列車が運転されています。
東舞鶴へ行く特急の愛称は「まいづる」です。
●京都駅31番ホームに停車中の東舞鶴行き特急「まいづる」
●京都駅30番ホームに停車中の小浜行き特急「まいづる」/※2006年当時
「まいづる」他、京都口の山陰線、福知山線関連特急に使われているのは183系特急電車です。
オリジナルの183系は、房総方面や中央東線で活躍しましたが、山陰線で走る183系特急電車は、すべて「雷鳥」などに使われていた485系特急電車を改造したもの。
山陰線・福知山線は直流電化のため、485系から交流用の機器をはずして183系に改造しています。
#ちなみに、はずした交流機器は113系に載せて415系化し、七尾線の和倉温泉電化用に転用済み。
東舞鶴へ行くには、綾部まで山陰線で進み、方向転換して舞鶴線に入ります。
そのため福知山より先へ行く別の列車「たんば」、「きのさき」、「はしだて」を併結して運行することが多いですね。