中之島線の開業により、京阪電車には新しく3000系電車が加わってます。
中之島線訪問時に、こちらも撮影できれば…と思ったのですが、ちょうど入れ違いになってしまい、すれ違うだけに終わってしまいました(苦笑)
まあ、また京都や大阪あたりに行った時には見られることでしょう。
ということで、京阪電車のシリーズはとりあえず今日がラスト。
本線系から離れて、京津線(けいしんせん)の800系です。
右側が800系、左側は石山坂本線の700系になります。
京津線は名前が示すとおり、京都と大津を結ぶ路線として古い歴史を持ちます。
京都側は長らく三条(京阪)から三条通を進む路面電車として運行されていたのですが、京都市営地下鉄東西線の開業により、御陵(みささぎ)から三条の間が地下化され、そのまま東西線へ相互乗り入れする形になりました。
この時、京津線と地下鉄東西線を直通するために作られたのが800系です。
東西線は御陵から先、三条京阪を通って烏丸御池で地下鉄烏丸線と乗り換えられるようになっていますが、浜大津からの800系の行き先は長らく烏丸御池の手前、京都市役所前行きだったのでちょっと不便な気がしていました。
その東西線は、今年1月に太秦天神川(うずまさてんじんがわ)まで延長されたので、浜大津からの一部の電車は太秦天神川まで直通するように変わっています。
さて、京津線の京都側の路面電車区間はなくなってしまいましたが、大津側には路面電車の区間がまだ残っています。
wikipediaによれば、地下鉄と路面電車の両方を走る電車はこの京阪800系だけなのだそうです。
京津線の終点、浜大津駅ですが、京津線は交差点の中で大きくカーブして、駅に入ります。
地図で見るとこんな感じ。
浜大津駅のホームから見ていると直角に曲がってきますので、なかなかの迫力だったりしますよ(笑)