城と桜と洋館の街、弘前と黒石を結んでいるのが弘南鉄道 弘南線です。
1927年に最初の区間が開業、1950年に弘前-黒石の全区間が開業していますので、来年が開業80周年となる古い私鉄です。
普段は2両編成の電車がのんびりと往復しています。
今走っている電車は元々東横線などを走っていた東急の車両(7000系)です。
東急でお役御免になった後、遠く弘前までやってきて第二の活躍をしています。
運転台を付けるために改造された車両(画像左側のもの)もあるのですが、基本的な外観は東急線当時のままです。
中もあまり変えていないようで、つり革には渋谷109や東急東横のれん街の文字がそのまま残っていたりします(笑)
大昔、この東急の車両で通勤していたこともあったので、この車両独特の扉の開け閉めの音を聞いて当時の思い出がちょっとだけ甦ってきてしまいました(^_^ゞ