長野から信越線の普通電車に乗車し、直江津へ向かいます。
長野の次の北長野駅からは、京浜東北線の表示を掲げた209系が見えました。
北長野駅は、JR東日本の長野総合車両センターに隣接しています。
E233系1000番台投入でお役ご免となった209系0番台は、順次209系2000,2100,2200番台への改造が行われていて、長野総合車両センターでも改造工事が行われているとのこと。
ということで、この209系は改造待ちという状態だったようですね。
見慣れていた車両を、まったく別の所で見かけると不思議な気がします。
コメント
北長野といえば、どうやら悪い響きがするのは気のせいでしょうか。
実を言うとJR東日本の車両の多くは廃車になった際にこの車両センターで解体されており、運用を離脱した車両達の多くは機関車に牽引され配給という形で中央線や篠ノ井線を経由してここにたどり着くようです(千葉地区113系は廃車の際、上越線経由で自力回送される編成もある上、201系のように山岳地帯を自走できる形式も中にはあります)。
とはいえ209系は10両丸ごとを転用するわけではないので一部の中間車を抜く為に一旦編成単位で長野に回送され、廃車となる中間車を抜いた後に各疎開先へ回送され改造工事への入場を待つというかなり大がかりな旅を味わっているのでしょう。正面から眺めてみると同じ解体される者どうしのように見えてしまいますね。
新幹線エキスパートさん、こんばんは。
残念ながら長野回送≒廃車前提というのが事実ですから、悪い響きに感じるのも仕方ないでしょうね。
北長野に着く直前にも、いくつか209系が休んでいるのを見かけました。
廃車になる編成なのか、純粋に改造待ちになるのかはわからないですけど、できれば次の活躍の場が与えられるといいなぁ…と思っています。