土曜日に走った臨時列車の目玉と言えば、特急 リゾート踊り子91号。
中央線の立川駅が出発駅で、普段は普通電車しか運転されない南武線を走破して、伊豆急下田へ向かいました。
運用に当てられたのは、伊豆急行 2100系の黒船電車。
5月に2日だけ初めて運行されて大きな話題になったのが良かったのか、7月と9月にもそれぞれ2日間だけ走ることになりました。
南武線は川崎と立川を結んでいますが、川崎駅では南武線・京浜東北線・東海道線という線路配置なので、川崎経由で京浜東北線を横断するのは無理があります。
ということで、臨時列車ではおなじみの貨物線ミステリールートが登場。
普段は205系1000番台の2両編成の電車がのんびりと往復する尻手(しって)-浜川崎間を使って、いったん浜川崎の貨物駅まで走り、方向転換して貨物線経由で鶴見に入り、東海道線へ転線する形を取りました。
このリゾート踊り子91号、どこで撮影しようか…と思案したのですが、桜木町で急行 横浜ベイエリア号の撮影を終えた時間を考慮して、浜川崎支線が分岐する尻手駅で撮影することに。
京浜東北線で川崎に行き、乗り換えた南武線が若干遅れたものの、無事尻手駅に到着。
間髪入れずに立川方面から走ってきた黒船電車を撮影することができました。
●特急 リゾート踊り子91号/尻手駅にて(2009年7月11日撮影)
・南武線上り線(尻手駅1番ホーム)を通過
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・浜川崎支線に入るため、南武線下り線に転線
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・南武線下り線から浜川崎支線に転線
何にしろ、貴重な機会を見ることができて良かったです。