島越駅周辺は、東日本大震災による大津波でほとんどの建物が波にさらわれてしまいました。
島越駅の駅舎も流され、三陸鉄道の高架橋さえも崩れてしまう大きな被害でした。
大震災から4年以上の月日が過ぎ、駅舎と鉄路は復旧しましたが、駅周辺では駅前広場の再整備が行われている状況でした。
●三陸鉄道 島越駅(2015年7月3日撮影)
駅はもともと川を挟んで宮古寄りにありましたが、復旧に当たって久慈寄りに移設されています。
旧駅舎側には、大津波でかろうじて残った旧駅の階段と宮沢賢治の「発動機船 二」の詩碑がありました。
大震災の遺構としてこのままの形で保存されるようです。