JR東日本 新潟支社が今月から運行を始めた観光列車、リゾートトレイン「越乃 Shu*Kura」。
運良く指定券を入手することができたので、十日町発の列車に乗車してきました\^o^/
●越乃 Shu*Kura/十日町駅にて(2014年5月3日撮影)
「越乃 Shu*Kura」は、地酒王国・新潟を舞台にお酒をテーマとした新しい観光列車。
直江津から信越線で長岡、上越線と飯山線で十日町を結ぶリゾートトレインです。
※一部日程では十日町の代わりに越後湯沢発着となることもあります。
車両はキハ40とキハ48の3両編成。いずれも改造によるものです。
直江津・十日町側の1号車(キハ48-558)は、びゅうトラベルサービスの企画で利用する指定席車両で、車内で提供されるお酒・料理がセットになっているとのこと。
座席は4人用のボックスシートと2人用のペアシートがあり、信越線を走行する時に日本海を座ったまま望めるようペアシートは海側を向くように設計されています。
2号車(キハ48-1542)は、イベントスペースとサービスカウンターがあるフリースペースの車両。
私が乗車した日はジャズの演奏イベントが3回、蔵元イベントとして、長岡の酒蔵から美の川酒造と朝日酒造が試飲イベントによるPRをしていました。
長岡側の3号車(キハ40-552)は、一般向け指定券で乗車できる車両。
リクライニングシートの空間はゆったりとしていて、車両の端はフリースペースとなる贅沢な空間の使い方です。
また3号車に座っていても、コンシェルジェが2回振る舞い酒を席に持ってきてくれて、その場で飲むことができます。
私が乗車した日は、吉乃川が振る舞われていました。
また「越乃 Shu*Kura」デビューにあわせて、停車駅には樽形の駅名標も登場。
形はどの駅も同じですが、埋め込まれている写真はそれぞれの駅にあわせたものが掲げられていましたね。
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14時48分、定刻に十日町を出発した「越乃 Shu*Kura」は、左手に信濃川が見える風景を進み、越後川口から上越線で長岡へ。長岡で方向転換して、信越線に進みます。
柏崎駅では、後からやってくる特急「北越8号」を待避した後、出発。
●越乃 Shu*Kura/柏崎駅にて(2014年5月3日撮影)
柏崎駅を出発後、「越乃 Shu*Kura」の右手の車窓には日本海が現れます。
そして日本海が間近に迫る駅、青海川駅に停車。
高田行きの「越乃 Shu*Kura」はここで27分停車して、日本海に近い駅、青海川駅の風景をたっぷり楽しむことができます。
●越乃 Shu*Kura/青海川駅にて(2014年5月3日撮影)
車内では夕方の日本海を見ながらジャズの生演奏が流れるといういい雰囲気に。
青海川駅を出発した「越乃 Shu*Kura」は、柿崎駅で後続の普通電車を待避した後、直江津を経て高田へ。
行程の関係で直江津にて下車しましたが、3時間強の乗車中、たっぷりと「越乃 Shu*Kura」の魅力を味わうことができました。
また機会ができたら、乗車してみたいですね。