月が11月に変わったこの日、久しぶりに九州へ出かけました。
この日のメインは、八代と川内(せんだい)を結ぶ肥薩おれんじ鉄道。
九州新幹線の開業にあわせて並行在来線となったJR鹿児島線の区間を引き継いだ第三セクターの鉄道です。
120kmにも及ぶ路線には風光明媚な所が多く、のんびりとした旅が楽しめるということで、レストラントレイン「おれんじ食堂」の運行が始まっています。
新八代と川内の間を1往復半しますが、そのうちの川内から新八代へ向かう「おれんじ食堂2号」に乗車しました。
●肥薩おれんじ鉄道 おれんじ食堂2号(2013年11月1日撮影)
貨物列車が通ることもあり、JR時代のまま全線電化されている肥薩おれんじ鉄道ですが、自社の車両はすべてディーゼルカー。
おれんじ食堂に使われている車両もディーゼルカーです。
その車内は海側の景色を十分に楽しめるような座席の配置になっています。
ふんだんに木が使われているのが新鮮ですね。
鹿児島と熊本にまたがる肥薩おれんじ鉄道には、それぞれ海の絶景を楽しめる区間があります。
川内からのおれんじ食堂2号では、まず鹿児島側の海の絶景を楽しみます。
そんな風景を見ながら、川内発のおれんじ食堂2号では、薩摩黒豚を使ったおいしい料理を頂くことができます。
熊本県側に入り、佐敷駅で11分の停車。
肥後田浦駅で後続の普通列車を先行させたおれんじ食堂2号は、熊本県側の海の絶景へ。
季節的にちょうど夕暮れの時間と重なり、穏やかな風景を楽しむことができました。
3時間かかって、おれんじ食堂2号は終点、新八代駅に到着。
すぐに折り返し、おれんじ食堂3号として出発しました。
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初めて「レストラントレイン」なるものに乗りましたが、ステキな体験をすることができました。
機会ができれば、また乗車してみたいと思います。