JR九州 817系電車

大昔は石炭を積んだ列車が多数運行し、赤い50系客車による普通列車の最後の運行地でもあった筑豊線。
直方、飯塚などの街がベッドタウン化したこともあって、鹿児島線から分岐する黒崎・折尾より桂川(けいせん)までの間と桂川から吉塚までの間が2001年に電化。
「福北ゆたか線」というニックネームもついて、博多・小倉・門司港から直方・飯塚方面への電車によるスルー運転が始まりました。
この福北ゆたか線用の車両として作られたのが817系電車。
最少2両編成でそれぞれの街をつないでいます。
福北ゆたか線を足がかりにして817系電車は大分や長崎などの九州各地に進出しているそうです。
普通 折尾発直方行き(817系電車)/折尾駅にて
※ちなみに筑豊線の電化区間からはずれた折尾-若松間、桂川-原田(はるだ)間には、従来どおりディーゼルカーによる運行が行われています。

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